Jikonkaは衣食住の体感から、暮らしの豊かな文化をつなげるブランド
1998年、三重県亀山市にある伝統的な街並みを今も残す美しい宿場、関宿で始まりました。東京世田谷と三重県関宿にギャラリーと工房、そして宿泊施設を持ちます。
Jikonkaの衣
Jikonkaは伝統的な藍染めを中心に、天然素材で衣などの布製品を作るブランドです。服薬という言葉が示唆するもの、衣食住と、衣が上に意味するものは何でしょうか?肌に直接触れる衣、暑さや、寒さから、わたしたちのいのちを守ってくれるばかりか、素材の心地よさ、デザイン、機能性など、それらの体感は、ファッション性だけに限らず、心にも大きく影響しているものと思います。
Jikonkaの食
Jikonkaは、三重県の豊かな風土から生まれた「お茶」のブランドでもあります。三重県は日本有数の茶どころであり、かつては紅茶の大産地として名を馳せた歴史を持っています。今も亀山市の山間部には、当時植えられた貴重な紅茶の茶樹が静かに息づいています。そこには、台湾原生山茶をルーツに持つ品種や、日本の紅茶を世界に知らしめたアッサム系品種など、紅茶の歴史を今に伝える希少な樹々があります。私たちはこれらの品種を大切に守り、中国や台湾の専門家から学びを得ながら、自然栽培で丁寧に管理しています。白茶や紅茶といった「発酵茶」の生産は、日本国内では極めて珍しい試みであり、伊勢茶の新たな可能性を切り拓く挑戦です。私たちは単にお茶を作るだけでなく、お茶のある「豊かな時間」を提案しています。オリジナルの茶器製作や、お茶を愉しむ空間のデザイン。それは2010年より日本の現代工芸を台湾の茶文化と融合させ、今日では中国へも活動の輪を広げている私たちの経験に基づくものです。茶会や展示会という交流を通じ、国境を超えてお茶の文化を未来へと繋いでいきます。
Jikonkaの住
Jikonkaは「循環」を大切に、アンティークや器を独自の視点でセレクト、あるいは、オリジナル茶器を生産しています。暮らしの道具は、わたしたちととともに時を過ごすものです。愛情を持って人の手で作られてきたもの、そして、それを大切に使い続けてきた時間。それらは、わたしたちの五感を育んでくれるものです。今この時、この瞬間を、深く、豊かなものにしてくれるものをセレクトし、また、その価値を次世代に繋いでいきたいと思います。
Jikonkaの意
Jikonkaは漢字で而今禾と書きます。「而今」は今という今、今このとき。「禾」は穀物の総称、なくてはならない命の糧、大切なもの、という意。「而今禾」という名前に、「今この時をどう生きるか」という思いがあります。今この瞬間は、過去から続く今であり、今これからのかけがえのない未来でもあります。