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2018.06.04

Jikonkaのお茶づくり─白茶編─

Jikonkaのお茶づくり─白茶編─

2018年5月14日(月)に行った茶摘みとお茶づくりの記録です。

図2.jpg本日快晴!一番茶の季節。亀山市は野登山の麓で茶摘み。雨上がりの茶の葉はキラキラしていました。
今回茶摘みをする木は長く耕作放棄をされた茶畑のもの。鈴鹿山脈を背景に本当に美しいところです。茶摘みとはこんなに幸せなものなんだとビックリしました。この気持ちを皆さんにお届けできたらうれしいです。

図3.jpgこちらは剪定せずに自然に任せて育つ茶の木。茶の木のイメージが一新。生命力あるお茶の「一芯二葉」を摘みます。
日本の茶の木はヤブキタばかりだと思っていたら、在来のものや紅茶品種などいろんな木があるんですね。これは大きな葉の茶の木。


図4.jpg茶葉を摘むのにも少し慣れて小鳥のさえずりにも耳をかたむけられるようになったころ、茶葉全体から甘い香りがすることに気付きました。
摘む指にも、いつのまにか甘い香りが移っていました。天然の香りって気持ちいいですね。


図5.jpg大きくて長めの葉。さきほどの甘い香りとは打って変わって、緑茶のようなすっきりとしたかおりがするこの木はさえみどり。 在来の茶畑には色、大きさ、伸び方の様々な茶樹が生えていて、いろんな香りが楽しめました。先人が、なぜ他の木ではなく茶の葉で飲み物を作ろうと思ったのか、その気持ちがわかった気がしました。

図6.jpgお茶を作るまでに、茶摘みだけでこんなに満足感があるのだと驚きました。大変な労働だと思っていた茶摘みが癒しにもなりえることを知りました。そして、今までかまぼこ型に刈られたお茶を生き物として見ていなかったこと、今回、お茶が生命ある木であるということを意識し始めました。皆さんもお茶の木を感じてみませんか?

図7.jpg健康、美容に効果があると注目される白茶。抗酸化作用と豊富なポリフェノールが含まれているそう。葉を揉まないので製茶の最後まで手摘みの葉の姿をとどめています。台湾や中国の白茶は甘いフローラルな香りで大好きですが、日本の茶葉で作ったらどんな香りと味でしょう?

図8.jpg「白茶は萎凋に始まり、萎凋に終わる」といわれ、萎凋の際に葉内で起こる酵素の働きでお茶の香り、味、効能を引き出すらしく、その萎凋が難しいと言います。今回は、亀山市の市川大楽園さん、台湾の茶農家さん、台湾茶道や茶科学の先生に指導を受けながら、伊勢茶を使って白茶の製茶作業をしました。

図9.jpg伊勢茶でつくる初めての白茶です。出来上がった茶葉と参考にした台湾の白茶。





図10.jpg手摘みした茶葉4種類を、温度や湿度をみながら日に干すかどうか試行錯誤し、8種類のお茶を製茶しました。参考にした台湾の白茶も一緒に試飲。とってもいい香りがしています。

図11.jpgそれぞれの味、香りは?お茶の種類によって、そして工程を少し変えるだけで、全く違うお茶になりました。色は黄色、琥珀色、金色に。自分のイメージしていたレモン色、黄色のお茶を超え、それぞれが個性豊かなものになってくれました。
緑茶に近い香りや味のもの、甘い香りがやさしいものと強いもの。なによりも驚いたのは体への影響です。カテキンに弱い私は、緑茶を飲むと胃が痛くなりがちなのですが、今回の白茶は軽く発酵させており、飲んでも胃が痛くならず、かえって体調がよくなりました。

図12.jpg次回は7月4日に二番茶の手摘みをし、白茶、紅茶を作ります。ご興味ある方、お手伝いいただける方は、Jikonka関店までご連絡を!お待ちしています。



お問い合わせ:Jikonka SEKI  0595-96-3339/seki@jikonka.com